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シニアがだろう運転する心理とは?かもしれない運転をすべき理由

だろう運転

高齢化が進む日本では今後更に加速し、2060年には65歳以上の割合が約40%になる予測となっています。

その高齢者は近代医療の発達により寿命が延び、女性は87歳、男性は80歳と世界でも類を見ない長寿国となっています。

都市部では交通機関が発達していますので公共交通機関を利用すれば移動にそれほど困りませんが、地方など交通公共機関が発達していない所では車に頼るほかない地域が多いのも事実です。

近年シニアなど高齢者の運転による重大事故が増えてきていますが、中でも問題になっているのが

だろう運転

です。

だろう運転って何?

だろう運転する心理って?

シニアドライバーが行うべき運転とは?

などだろう運転について疑問を持たれたシニア世代の方の為にお答えしますので、普段から車を運転する方は是非参考にし、安全運転を心掛けて下さい。

この記事でわかる事

😀だろう運転とは

😀だろう運転してしまう心理とは?

😀だろう運転がシニアなど高齢者に多い理由

😀だろう運転事例と動画

😀だろう運転対策には「かもしれない運転」

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だろう運転とは

だろう運転とは

たぶん大丈夫だろう

止まってくれるだろう

飛び出さないだろう

譲ってくれるだろう

など運転手の身勝手で楽観的な思い込みで運転することを

だろう運転と呼びます。

だろう運転してしまう心理とは?

だろう運転を日頃行ってしまう方の心理は習慣が大きな理由となります。

例えば通勤で毎日車を使っている方の事例です。

T字路事故

  • 道路形態はT字路
  • 黒の車は直進
  • 緑の車は右折
  • 緑の車は一時停止標識あり

この道は毎日通っている道だから慣れている

このT字路は自分が止まれだけど今までの経験則からほとんどこちらに曲がるのを私は知っている。

右から車が来たけどこっちに曲がるはずだから一時停止しなくても大丈夫だろう

事故

この例は私がいつも迷惑している事例です。

私(黒い車)はT字路を真っ直ぐ進むのですが、真っ直ぐは細い道で確かに直進する車は少ない道路。

おそらく8割、9割の車(黒)は左折し(緑の車の方)ます。

その為、一時停止もせず右折してくる車が驚くほど多いのです。

私は直進する1割、2割のドライバーなので毎日怖い思いをしているのです。

この例で一時停止をせず右折するドライバーの心理としては

毎日通っているから慣れている

今までの経験則から知っている

だから大丈夫だろう

これがだろう運転をするドライバーの身勝手で楽観的な心理です。

そして私が毎日怖い思いをしているだろう運転を行うドライバーの顔を見ると圧倒的にシニアドライバーが多いのです。

では一体何故若者ドライバーには少なくシニアドライバーに多いのでしょうか?

だろう運転がシニアなど高齢者に多い理由

一言で言うと経験則になります。

経験則とは過去実際に経験した事柄から見いだされる法則のことをいいます。

永い間に蓄積された経験の積み重ねで

おそらくそうだろう

きっとそうだろう

と経験則に基づき判断する事です。

先ほどの例ではそもそも緑の車は一時停止しなくてはならないのに、

経験則に基づくときっとこっちに曲がるはず

やっぱりそうだ

今日もこっちに曲がるはずだ

ほらやっぱりそうだ

だからここは一時停止しなくても良いんだ

とおそろしいほど身勝手で楽観的なだろう運転ドライバーとなっていくのです。

ところが若者ドライバーはそもそも経験が少ないからその道のデーターが少ないのです。

若者ドライバーは一時停止だからきちんと止まり、黒の車が直進するのかこちらへ曲がるのかわからないので通りすぎるまでアクションしないのです。

その為このだろう運転に関しては若者ドライバーは少なく、シニアドライバーが非常に多いのです。

悪い意味での経験則が危険極まりないだろう運転になっていくのです。

だろう運転事例

だろう運転には先ほどのT字路以外にも様々な事例があります。

優先道路で細い脇道から車の鼻先が見えている例

この様な場合には普通

「もしかしたらこちらが見えていないかもしれないので飛び出してくるかも」

と思うものですが、だろう運転のだろうチャンは

「きっと出てこないだろう」とスピードを緩まない結果

事故

交差点右折時

交差点は最も事故が多く全体の約60%がおこる場所にもかかわらず危険なだろう運転ドライバーが多いものです。

初心者マーク時代交差点の右折は最も緊張していたはずなのに、ベテランドライバーとなった現在は悪い経験則が頭を支配しています。

「対向車が止まったら進もう」と思うのが普通なのですが、だろう運転ドライバーは

「きっと対向車は止まってくれるだろう」と身勝手で楽観的観測で交差点に進入すると

事故

又は脇からバイクが直進してきて事故になるなど身勝手で楽観的観測を行うだろう運転による事故が交差点事故のほとんどを占めるのです。

だろう運転対策には「かもしれない運転」

シニアや高齢者は今までの永い人生から様々な経験を積んできています。

それは仕事であったり家庭であったり趣味であったり、我々には太刀打ちできない程の色々な経験を積んでいます。

それら様々な経験則をいい方向へ活かせば良いのですが、だろう運転だけはダメな経験則です。

止まってくれるだろう

行かせてくれるだろう

譲ってくれるだろう

きっと曲がるだろう

飛び出す事はないだろう

など身勝手で楽観的観測のだろう運転は今すぐやめて基本に立ち返り

「かもしれない」運転を行うべきなのです。

かもしれない運転とは

止まらないかもしれない

行かせてくれないかもしれない

譲ってくれないかもしれない

曲がらないかもしれない

飛び出してくるかもしれない

などのように慎重かつ悲観的視点から絶対に事故を起こさない為に十分な余裕を持った運転が

かもしれない運転です。

運転の最大の基本は事故を起こさないことです。

車は1tもある鉄の塊です。

それを操作しているあなたには細心の注意を持って運転する義務があります。

今すぐかもしれない運転を行うべきです。

身勝手で楽観的観測に基づいただろう運転などされていると周りのドライバーは大迷惑です。

絶対にだろう運転はダメです。

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